共同制作: 株式会社大和田測量設計 福島工業高等専門学校
6月1日(月)に放送された「NHKニュース おはよう日本」と「NHK NEWS WEB」においてArithmerが「ドローンとAIで浸水被害を素早く予測」に取り上げられました。 今回、「NHKニュース おはよう日本」にて取り上げられたのは、スマートシティ構想の中でドローンとAIを活用して、水害における浸水被害を短時間で予測するArithmerの「浸水予測AIシステム」です。ドローン技術が飛躍的な進化をみせ、人手に頼らない技術として注目を集めるなか、環境整備・災害対応・測量、等の分野への技術応用が広がりを見せています。Arithmerはドローンの測量データから3D地図を高速に作成し、AIで水の流れをシミュレーションできる技術を開発しました。これによって、通常、数カ月から数年を要していた浸水被害の予測が1時間以内ででき、cm(センチメートル)単位の非常に高精度な予測が可能となっています。ArithmerのAI技術はドローンの測量技術を活用し、危機管理における即効性の高い予防策として非常に高い関心を集めています。
ドローンの利用が測量技術などに応用される
共同制作: 株式会社大和田測量設計 福島工業高等専門学校
ドローンの測量データから3D地図を作成
共同制作: 株式会社大和田測量設計 福島工業高等専門学校
このたび新型コロナウィルスの感染拡大にともない、水害があった際に病院や住宅などを安全な場所に避難するための浸水対策が重要視されています。これに対し、東日本大震災で津波による大水害に見舞われた福島県広野町とのスマートシティ構想の中で、株式会社大和田測量設計との連携によりプロジェクトを開始し、自治体モデルとして全国で展開していきたいと考えています。また新型コロナウィルスの感染拡大リスクを低減するための措置として、未然に浸水する可能性のある施設や避難所を予測して都市計画にも役立てる予定です。
「浸水予測AIシステム」の例にもみられる通り、Arithmerではあらゆる科学技術の基礎となる数学を企業のコアテクノロジーに据え、これを基盤とした高度AIシステムを活用することで社会課題の解決に貢献して参りたいと考えています。
Arithmer導入事例 :
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