
数学で社会課題解決に貢献しているArithmer株式会社(東京都港区、代表取締役社長:大田佳宏、以下Arithmer)は、トラクターなどの農機の完全自動運転による「スマート農業」や、ゴルフカートや物流サービスにおける完全自動運転などへの転用を視野に入れ、準天長衛星システム「みちびき」を利用した電気自動車(EV)の完全自動運転の実証事業に参画しました。
本実証事業では、Arithmer独自の「AIルート最適化技術」が採用されております。
本技術を用いることで、高精度の3D地図と衛星の測位情報から最適なルートを選定することが可能となるため、従来のシステムよりも精密で誤差のないEVの自動運転が可能となります。
なお、本実証事業は、Arithmerの他、福島工業専門学校(福島県いわき市)の芥川一則教授の研究室、車両運行制御を担当する株式会社エイブル(福島大熊町)と株式会社村上商会(東京都目黒区)、地図データ作製を担当する株式会社大和田測量設計(福島県広野町)と共同で進めており、2022年度以降の実用化を目指しております。
また、本実証事業は、内閣府 宇宙開発戦略推進事務局の2021年度実証事業に採択されています。
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2022年2月4日付 日刊工業新聞
日刊工業新聞:衛星活用で完全自動運転、日本農業を救うか
福島民報新聞社:GPS活用、実証実験(2022年2月6日付)
2022年2月7日付 福島民友新聞社
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