Arithmerでは、AIやDXなど最先端分野で世の中にない技術やサービスを手がけることができます。
先端技術事業部 髙田 健吾さん
大学卒業後、大手電機メーカー系商社に入社し、営業部門へ配属。顧客に対する製品の提案、販売、納期、価格調整に従事。その後、工場、機械装置メーカー、他拠点で取引のある顧客を中心に新規開拓を行い、特に空調サブコン向け監視システムに注力。2021年9月、Arithmerに入社。
Staff interview
Arithmerのセールスを担当し、お客さまとの橋渡しの役割を果たす営業メンバーは、どのように会社とかかわっているのでしょうか。今回は、先端技術事業部の一員として活躍する髙田さんにお話を伺いました。工場などにおける製造現場の異常検知から水害時の浸水被害予測まで、広範な経験を重ねてきた髙田さんが心がけているのは「まだ世の中にないサービスを提供する」こと。「アイディア次第でその技術を新たな事業に広げることができる」と語る髙田さんに、Arithmerで働く楽しさ、そして目指したい未来について語ってもらいました。
Contents
Arithmerで働く楽しさ
入社のきっかけ
大学での専攻や学生生活など
Arithmer入社以前のお仕事
Arithmerで取り組んだプロジェクト
Arithmerでの目標
Arithmerへの入社を考えている方へのメッセージ
1.Arithmerで働く楽しさ
Arithmerは業界でもリーディングカンパニーのお客様が多く、スリル感や達成感を得られる環境だと思います。
■Arithmerのどのような点に楽しさを見出していますか?
髙田:Arithmerのお客様は業界でもリーディングカンパニーが多く、ハイレベルで技術的に難しい仕事が求められます。またArithmerが手がける技術はAIやDXなど最先端分野であるため、まだ世の中にないサービスを提供しています。そんなところに楽しさを感じています。またそのような意味で、スリル感や達成感を得られる環境だと思います。さらにお客様のニーズがはっきりしている時もありますが、明確な答えがないケースも多く、正解がないだけに、大きなやりがいを感じています。
■入社当時、Arithmerのビジネスやソリューションについて、どのような印象を持ちましたか?
髙田: AIやDXの技術を幅広い業界や業種に提供している印象がありました。またその一個一個を理解するのが難しそうだな、というイメージはありました。
入社前は特にArithmerの3Dビジョンロボットに興味をもっていました。
■Arithmerに実際に入られて気に入っている企業文化や風土はありますか?
髙田:Arithmerは人間関係がフラットだと思っています。これは、AIやDXの分野ではこの道何十年という人がいるわけではないために、互いの意見を尊重し、協力して新しいものを創り上げる必要があるためと感じます。Arithmerには良い意見があったらどんどん取り入れるというカルチャーがあります。命令や指示を待つというより、こちら側がどのように考えているのかを頻繁に聞かれ、意見をくみ取ろうとするスタンスを感じます。ある意味、能動的に考えることが求められていると思います。
■働く中で、「ここがArithmerらしい」と思う瞬間はありますか?
髙田:毎週木曜日に開催される「Arithmer Seminar」(社員勉強会)に参加しているエンジニアが積極的に発言し、思ったことや改善すべき点などを発信している、というのがとてもいいところだと思いました。営業や経営管理の方も質疑応答に参加しますが、それ以上に技術者の方々が積極的に質問をしています。
2. 入社のきっかけ
AIやDX業界であれば自分自身、成長機会があると感じました。
■Arithmerに入ったきっかけは何でしたか?
髙田:以前からシステムやIT関連の仕事に携わっていたため、幅広いサービスを展開しているArithmerであれば、より深い経験が積めると思いました。
■次の仕事を探すにあたっては、どのようなポイントを重視して会社を探したのでしょうか?
髙田:成長している分野というのを重視し、伸びている業界に身を置きたいと考えていました。AIやDX業界であれば自分自身、成長機会があると感じました。
■前職からなぜ転職を考えたのでしょうか?
髙田:前職では2、3年が経過すると、今後どのような仕事をするのかがある程度決まっていたところがあり、5年後にどのような点で苦労するのか想像ができた時、違った事に挑戦してみたいと思いました。
■何が転職の決め手となりましたか?
髙田:Arithmerのソリューションが多岐にわたり、一つ一つ関係がなさそうなのに連関しているところに興味がありました。それらの技術を応用することで、様々な業界に携わり、また自分自身のアンテナを張り巡らせることで、新規のお客さまを開拓することができると思いました。そして尖った技術に触れつつ、アイディア次第でその技術を新たな事業に広げることができるという期待がありました。
3. 大学での専攻や学生生活など
■大学ではどんな勉強をされていたのでしょうか?
髙田:大学ではビジネスプランを考えるなど、経営企画的なことを勉強していました。また社会課題をビジネスで解決するゼミに属し、ソーシャルビジネスというキーワードで事例を研究しました。例えば田舎の買い物難民向けにビジネスプランを企画し、その利益化の方法について議論しました。「社会課題の解決」という考えはArithmerのミッションにもみられます。大学での経験によってビジネスの新しい切り口を考えるヒントが得られ、それが今でも役に立っています。
■学生時代は部活やアルバイトなどされていましたか?
髙田:大学時代はアルバイトを盛んにしていました。気軽に仕事に触れられるので良い経験ができたと考えています。GAPというアパレル会社で大学生活中の3年半ほどアルバイトをしていたのですが、マネキンを着せ替えたり、レジ打ちをしたり、フィッティングルームを担当したり、お客さまにお洋服をお勧めするなどしていました。
アルバイト先で一歳年上の先輩がいたのですが、アルバイトにもかかわらず、社員レベルの意識をもっており、何がどれだけ売れているからレイアウトの位置を変えた方がいいのでは、とよく話していて、ポジティブにスキルアップしようとする姿勢に刺激を受けたのを覚えています。
■プライベートな時間の過ごし方に関してお尋ねしますが、フリータイムはどのように過ごしていますか?
髙田:趣味はサッカーと筋トレです。サッカーは小さい頃からずっと続けていて、現在でも社会人チームに加入しており、月に2回程度参加しています。
4. Arithmer入社以前のお仕事
■前職で携わっていた仕事について教えてください。
髙田:工場や製造業向けに機械部品の営業をしていました。ベルトコンベアのモーター、ロボット、速度コントローラーなどを工場や工場設備の製造会社などに向けて販売していました。入社前にArithmerのロボットテクノロジーに興味を持ったのは、製造会社の機械になじみがあったからでもあります。入社直後は比較的、取引量が多い取引先にあてられ、その後、休眠顧客や取引量が少ない顧客をどう広げていくかを求められました。
5. Arithmerで取り組んだプロジェクト
毎日、未知の分野に挑戦している思いです。
■今後、Arithmerでどのような仕事をしたいですか?
髙田:はじめは、先輩に付き添い、顧客との商談に同席して、議事録をとりつつ、疑問点を質問し勉強しました。そしてお客さまにご提案する資料を作成するなど、先輩の補助をしました。また新規でホームページよりお問い合わせがあったお客様に対し、会社紹介などのファーストアタックを行いました。入社時は前職の経験を活かすため、異常検知などをメインに担当しました。この分野では、お客様の課題をある程度想像できるというのが自分の強みかと思っています。
現在は、福島県広野町における防災の取り組みとして、流体予測AIシステムの推進を進めています。どのようなシステムを作るか、打ち合わせをしつつご提案させていただいております。
市町村のハザードマップのもととなるシステムを作るのが最終ゴールです。災害時の防災プランをあらかじめ策定するためのデータセットを提供しており、毎日、未知の分野に挑戦している思いです。福島県広野町は東日本大震災で多大な被害を受けた地域であり、防災意識が大変強いという意味でも、今後の自治体のモデルケースとなる可能性を秘めています。
■仕事の中で感じているやりがい、楽しさについて教えてください
髙田:流体予測AIシステムについては、前もって知見があったわけではありませんが、今ではアサインされ、任せられています。その分野に対し、過度に長けていなくても思いがけないチャンスが巡ってくる、良いきっかけが降ってくるというのがArithmerの素晴らしい環境だと思います。
■チーム内の仕事についてはいかがでしょうか?
髙田:エンジニアとの日頃の会話が非常に重要だと思います。営業としては専門的なことに関して分からない点が多いので、一体感をもって二人三脚でエンジニアと仕事を進める必要があります。
■仕事で難しいと感じることはありますか?
髙田:新しいことをやろうとするとお客様に、「やれそうですか?」と聞かれることがありますが、現実問題、やってみないとわからない(*)というところがあり、お客様のご要望を活かしつつ実装していく、という折衝が難しいです。
*通常のAIプロジェクトでは、求められる精度を出せるモデル構築が可能かまず実証実験(PoC)を行い、実現可能性を検証したあと本開発に着手します。
■とくに印象に残っている仕事やプロジェクトについて教えてください。
髙田:福島県広野町は流体予測AIシステムの調査で現場に足を運んだのですが、その隣町の大熊町は福島第一原子力発電所の所在地で、いまだに立ち入りが限定的なエリアです。
誤って車でこのエリアに近づいてしまった時に、シャッター街や人気のない街並みが続いているのが目に入りました。この時、津波と原子力事故の影響が現在でも確かに続いているということを知りました。改めて、流体予測AIシステムはこのような環境で生活する方たちのためになる仕事なのだと実感しました。
6. Arithmerでの目標
グローバルな仕事に挑戦したいです。
■入社後、Arithmerで具体的にしてきたお仕事についてお聞かせください。
髙田:自分が担当するソリューションが、結果としてニュースやテレビで取り上げられるような価値あるサービスとなるよう努力したいと考えています。
■今後のキャリアプランを聞かせていただけますでしょうか。
髙田:海外のお客様を担当してみたいと思っています。システムの導入先として海外の工場や拠点をお持ちの日本企業のプロジェクトなど、グローバルな仕事に挑戦したいです。
■次に成し遂げたい目標はありますか?
髙田:Arithmerのニュースリリースとして取り上げられるような仕事を手がけたいです。またお客様のホームページにも掲載して貰えるような、ニュースとなる事例を残したいと考えています。
7. Arithmerへの入社を考えている方に対するメッセージ
■それでは最後にArithmerに興味関心を持ってくださる方へ一言お願いします。
髙田:様々な業界のリーディングカンパニーからの期待も高く、Arithmerではまだ世の中にない技術やサービスを提供する難しい仕事にチャレンジすることができます。そういう意味で、好奇心があり、新しいことが好きな方に向いていると思います。入社を検討している段階では想像できないようなことが経験できると思うので、ぜひ飛び込んでいただければと思います!
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